秋刀魚

秋の味覚

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残暑もありながらだいぶ気温も落ち着き着実に秋へと季節が進む中
一度は食べておきたいのが秋の味覚である秋と刀の魚と書いて秋刀魚(さんま)である。
なぜ秋の刀なのかというと秋に旬を迎えるということと
細身で銀色に輝く姿が刀に似ているからそう名付けられたらしい。
秋刀魚が食べたいという単純な理由で食べたのだが
最寄りのスーパーで3匹約400円だったのでチャンスと思って買って食べてみた次第だ。
いつも自分がよく食べる魚は鮭(さけ)や鯖(さば)や鰤(ぶり)だが
久しぶりに食べるからこそ秋刀魚の上品な味わいを楽しむことができる。
しかし秋刀魚は自分が食べている魚と違って骨の数が多いのがネックで
頭と中骨を抜いて全体をほぐしてからが模範解答的な食べ方ではあるが
実践しても上手くいかずほぐした身と一緒に小骨まで取れてしまってなかなか綺麗に食べることができない。
以前魚の骨の話をエッセイで公開したが歯で噛み砕けるほどの薄い小骨なら
カルシウムになるから噛み砕いて小骨まで食べて飲み込んでいる。
居合の稽古でプロやその道を極めた人が巻藁をスパッと切る映像をテレビやYoutubeの動画などで何度も見たし
続いて門下生や稽古を受けている練習生らしい人たちが自分でもできるだろうと やってみてもなかなか切れなくて悪戦苦闘する光景も同じように見ていた。
刀の扱い方の難しいさはもちろん居合を通して、
秋刀魚と名付けられた由来はその難しさからきているのかもしれない。
食卓の皿の上で食べる秋刀魚は依然として汚いままではあるがいつかは綺麗に食べてみたい。





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